2008年03月14日

制服の話から

予算委員会で、
「和泉中学校はなぜ私服なのか。制服にした方がよいのでは?」
と、ある議員が言いました。

制服の方が良いと考える理由は以下の7点だそうです。
  保護者の負担を減らす。
    生徒の平等性
     生徒の一体感
     生徒が教師との攻防を学ぶ。
     愛校心
     悪の道へ行かない。
     人生経験(一度は制服も経験すべき、制服にまつわる歌も多い) 

答弁によると、
もともとは制服があったが、校長先生が「子どもが主体性を身につけるように」
という方針だった。保護者にもアンケートをとり、服装の自由化への要望が
多かったので、H17年度から施行されたとのことでした。
 

そんな話を聞きながら、私はふと自分の小中学校時代を思い出しました。
 

私が通っていた小学校では、体操着の前面と後面に白いゼッケンを縫いつけ、
自分の名前と番号をデカデカと書くということが決まっていました。
また、自分の持っている全ての私服にも手縫いで名札を縫い付けなければならず、
毎年学年が変わるたび、洋服を買うたび、保護者たちは大変な思いをしていました。

 
そこで、「縫い付ける必要はないのでは?」とPTAが意見を言うと、
・親が手縫いをすることで子どもは愛情を感じる。
・安全ピンにすると危ない。
・遠くにいても誰なのか分かる。 

などと理由をつけて絶対に方針を変えようとしませんでした。
それなのに、私が卒業して数年後、教員が入れ替わったりしているうちに
あっさりと縫いつけはなくなり、安全ピンの名札になりました。大きな名札の
体操着も登下校
に着ていると危険なのでやめることになりました。
じゃーあのこだわりはなんだったの?


中学校では、私が1年生の途中まで、男子は全員坊主でした。
規則で決まっていたのです。いつの時代!?と耳を疑うような話ですが本当です。
学校がよく主張していたことは、「髪型を自由にすると不潔にする人が出てくるから」
でもそんな人いますかね。
「心配しなくても、思春期の中学生はむしろ気を遣いすぎるほど清潔にしてますよ〜」と
今ならつっこみたいところですが、当時は従うしかないという感じでした。

結局、3年生の生徒会が中心になって坊主の規則を撤廃しましたが、
髪型が自由になっても、その後何も問題はありませんでした。
 

高校の時は、ちょうどアムロちゃんスタイルが流行っていたために
眉毛チェックまであったなぁ。眉毛が細いと誰に迷惑がかかるのか
いまだに分かりません。

 
で、本題の和泉中の話に戻りますが、
当時の校長先生や保護者たちが「子どもたちの自主性に任せよう」としたのは、
子どもたちを信頼している証拠です。
すばらしい決断だったと思うし、そういう学校に誇りを持ってほしいと私は思います。

 
議員が挙げた7つの理由のひとつひとつにツッコミを入れたいところですが、
長くなるのでやめておきます。
 
posted by すぐろ at 00:00| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々是好日
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