今年度の教育行政全般について説明を受け
いくつかの課題について質問をしました。
区長の所信表明で初めて聞いた副校長二人制の実施。
なぜ、なんのために必要なのか?と質問したところ、
「教員の事務的な負担を緩和するため」とのこと。
たしかに今、教員は授業や課外活動などの事前と事後報告に
追われて、生徒と向き合う時間がないくらい忙しいと聞きます。
しかし、現場の教員の方たちは副校長を二人にすることを
望んではいないのです。
問題なのは、最近になって増えすぎている報告書や
事務作業自体を減らすことであり、わざわざ管理職を1人
増やすならその分若い現場の教員を2人増やしてほしい
と訴えています。
負担が減るどころか、ますます教員のみなさんへの
管理が強まり、余裕がなくなってしまうのではないか心配です。
最近の新聞でも、うつになって退職する教員が増えていることが
頻繁に報道されています。
現場の声をしっかり聞いて対策を考えてほしいと訴えました。
■師範館
まず、杉並区が独自に行っている教員養成塾≪師範館≫
について。
師範館は区長が理事長を務め、卒業生を優先して区内の
小中学校で採用しています。
でも、特定の任意団体である師範館を経なければ
教員になれないとしたら、採用方法が公平とは言えません。
公務員を雇用するにあたっては、手続き上適法性、透明性が
確保されるべきです。
どのような法的根拠に基づいているのか。
あいまいなまま行われています。
2005年の教科書採択で、国内外から批判を受けながら
戦争賛美の歴史教科書を採択した杉並区でしたが、
今年に入って「つくる会」と扶桑社が絶縁。
理由は、思想が片寄りすぎていて採択率が低いから。
杉並区は今、教科書の内容に誰も責任を持たないという
状況におかれています。
Qその責任は誰がとるのか。
A適正な手続きを経て採択したので問題はない。
文科省も、いったん採択したら期限まで使うものとしている。
Q文科省に問い合わせたところ、このような緊急事態は
区の判断に任せるとの回答だった。
A期限まで使う。
Q今使用している子どもたちに、せめて補足する教科書を
もう1種類用意してもよいのでは?
A考えていない。


