2009年11月19日

やっぱり危ういっ!

1111日に行われた文教委員会で、図書館の指定管理者の選定が
報告されました。

●成田図書館と阿佐ヶ谷図書館
(株)丸善 + (株)東急コミュニティー共同事業体

●永福図書館と方南図書館
(株)ヴィアックス

●宮前図書館と高井戸図書館
(株)大新東ヒューマンサービス + (株)協栄共同事業体
 




その中で、私が特に注目したのは大新東です。

この会社は05年に奈良県の野迫川村で宿泊施設を委託されたのですが、
3年契約のはずが10ヶ月で撤退をしていたのです。
理由は、人員削減などの合理化でサービスが低下し、なじみ客が離れて
利用者が半減したこと。

当時の新聞報道によれば、≪従業員の一人は「以前は臨機応変に働いて
いたのに、『午後2時出勤』といった交代制勤務が導入され、労働時間が
短くなった。自分の担当をこなすだけで精いっぱいになって田舎の
アットホームな雰囲気が失われ、『冷たい』という印象をお客さんに
与えたらしい」と話す。≫とあります。


しかも、赤字になったからと一方的に契約を打ち切ったにも関わらず、
契約書に違約金条項を設けていなかったために、会社は撤退の際に違約金を
払わなかったそうです。


 指定管理者制度そのものが、サービスをすればするほど赤字が出るしくみになっているので、たとえ目新しいサービスが一時的に登場しても、その分どこかで経費削減が必要になってきます。その結果がこれです。



委員会の質疑の中で、「この事実を把握しながら選定したのか」
「もし杉並でも同じことが起こった場合、違約金の取り決めなど担保はあるのか」
と質問したところ、事前の調査で同様のことが起こらないよう確認したから
大丈夫だという答弁でした。結局何も保障はないのです。
 

こんな不安定な企業に図書館運営をすべて丸投げしてしまっていいのでしょうか。


民間に任せればよくなるに決まってるという安易な考えのもとで、
すべての地域図書館の指定管理制度導入を急ぐことがどんな結果を招くのか…。
他の自治体の事例から学ばなければいけないと思います。



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2009年11月15日

お詫びとお願い


突然ですがご報告があります。

私のパソコンのメールボックスにおいてトラブルが起こり
登録しているアドレスやこれまでに受信したメールが全て消えてしまいました。
(nyankoropicciのアドレスです)


ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。

お手数をおかけしますが、関係者の皆様
これまでにメールをいただいた皆様
再度アドレスを私に送ってくださいますよう
ご協力をお願いいたします。


すぐろ奈緒

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2009年11月06日

第4回定例会の日程

21日から第4回定例会が始まります。
今回は、子供園、図書館の指定管理、自治基本条例など
重要議案ばかりです。

11月21日(土) 本会議(特別委員長報告・一般質問)
 
  24日(火)本会議(一般質問)
 
  25日(水)本会議(一般質問・議案上程・委員会付託)
       本会議終了後 自治基本条例及び区民等の意見提出手続条例に関する特別委員会

  26日(木)区民生活委員会

  27日(金)保健福祉委員会
   
  30日(月) 都市環境委員会

12月1日(火)文教委員会

  2日(水)総務財政委員会
 
  3日(木)災害対策特別委員会
       清掃・リサイクル対策特別委員会

  4日(金)道路交通対策特別委員会
       医療問題調査特別委員会
  
7日 (月) 自治基本条例及び区民等の意見提出手続条例に関する特別委員会

8日 (火) 議会運営委員会
      本会議(議案上程、議決)


 

 12月8日の本会議のみ午後1時開始。
その他はすべて午前10時開始です。
 

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2009年11月01日

高円寺フェスもうすぐ!

kfes09-poster.jpg

11月7日&8日に行われる高円寺の大文化祭『高円寺フェス』
今年は昨年よりさらにパワーアップしています。
ゲストも。大槻ケンヂ、みうらじゅん、泉麻人など、高円寺っぽい顔ぶれです。

私は実行委員をやっていまして、
今日は当日のボランティア説明会をしました。
ちょっと募集を呼びかけるだけで100人くらい集まっちゃうんだから
すごいですよねぇ 高円寺って。


高円寺フェスは、音楽、アート、演芸、お笑い、露店やフリーマーケット、ファッションショー、ゲームなどなど、170件以上のフェスの参加店が趣向を凝らして用意した催しが、各お店で・ライブハウスで・ホールで・路上で・駅前で、と街の至るところで行なわれる、まさに大文化祭!なイベントです。

今週末は、高円寺をのぞいてください☆
きっと元気を補給できますよ。

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2009年10月22日

げんぜいじちたいこうそう

山田区長が進めている「減税自治体構想」とは・・・
これから毎年、予算の1割(約150億円)を積み立て、その金利を運用していくことで、
将来は区民税を減税するというものです。
10年後に10%の減税、100年後は無税を目指しています。

それだけを聞けば、あらいいじゃないと思うかもしれません。

でも、落ち着いて考えてみると、 金融商品の価格変動は常に不安定だし
数十年後の経済状況は想定できないもの。
昨年の金融危機を見れば投資することのリスクが大きいのは明らかです。

それに、「積み立てる余裕があるなら、今減税すればいいじゃない」
「税金払っている私たちに返してよ」という意見もあると思います。
それに対しては、「将来の予期せぬ災害などのために一定額積み立てておく必要がある」
って言うんです。

それなら、すでにある基金を積み増しすればいいだけの話。
っていうか、将来の災害のための積み立てなら、減税に使っちゃったらダメなわけで
両者は別問題です。

そもそも、現在の区民の必要としている公共サービスが満たされていないにも関わらず、
将来の減税のために使わずに積み立てるのは本末転倒です。
むしろ、福祉や環境対策などの施策をしっかり整備していくことが、将来世
代にとっても負担を軽減することになるのではないのでしょうか。
 
たとえば・・・

★保育園の待機児童数(今後5年間)
毎年約300人
  ↓↓
保育園の増設
1園あたり約3 億円

★特別養護老人ホーム
待機者1800人(現在)
  ↓↓
ホーム増設1 つあたり
約1520億円


★生活保護受給者
6209人(10年前の2.5倍以上)
  ↓↓
急増する失業者・低所得者への生活支援、雇用対策など


他にも、
障害者、高齢者への生活支援
区内の施設バリアフリー化
緑化・環境対策
コミュニティーバス
自転車駐車場の増設などなど


ちょっと考えるだけでも、区民の需要を満たしていないこと、やれることはたくさんあります。

それと、もうひとつ。
10年後にどのくらい減税されるかといえば、平均的な家庭で月に数百円ほど。
減税されるのは区民税だけなので、実はとても小額です。

そんなことを色々考えた上で、それでも税金を使わずに積み立てるのかどうか
私たち区民が選択するときにきています。

区長は任期を終えるまでに、本気で条例化しようとしています。
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2009年10月20日

私費負担の軽減に向けて

 今年3月の予算委員会で、中学校の部活動費の予算を上げてほしいと要求しました。
費用が十分でないために、必要な用具が購入できなくなったり
試合の出場費も保護者負担になるなどの影響が出ていたためです。 

その後、現場の教員の方から、かなり改善されたと聞いています。
 
迅速に対応をしていただきました。

生活に困窮している家庭が増えている中で、
教育の機会均等を守るために、
可能な限り私費負担の軽減を
進めることが必要と感じています。 

先日も、怪我や病気をしても医者に通わず、保健室で治療をする生徒や
1日の栄養を給食だけでまかなう生徒が増えていることが報道されていました。
年々深刻さは増しています。 

今回の決算委員会では、移動教室の私費負担について質疑をしました。

 
区内のある中学校では1年生のセカンドスクールで1万5000
2年生の移動教室(スキー教室)で3万2000
3年生の修学旅行で6万円という私費負担の状況。 

兄弟がいたら大変ですよね。
 

教員の方々から、他区と比較しても杉並は高いと聞いています。
世田谷区では、区の宿泊施設を使うため、移動教室は食事分数千円のみ。
杉並もかつては菅平に宿泊施設を持っていましたが、現在はありません。
その分、宿泊代を区が補助し、私費負担を軽減することはできないか、検討を要求しました。

 
区からは「学校で貧困状況を調べたが顕在化していない」との回答でした。
NHKでは全国の小中学校3230校に調査を行い、「家庭の経済状況が子どもに
影響を与えている事例はあるか」との質問に対して「ある」と答えた学校が84%
「ない」14%となっていました。

本当に杉並区では「ない」のか?
保護者からは制服や体操着、修学旅行などの負担は重いという声を聞いています。

顕在化していないだけで、無理をしている家庭は多いのではないでしょうか。

 
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2009年10月16日

継続雇用の道ひらく

昨年と今年の一般質問で、非常勤職員の雇用問題について質問をしてきました。

その中で、非常勤職員の中には、常勤職員と同じ仕事をしている人や
ワーキングプア状態にある人も存在することを指摘しました。
職員が安心して働くことができなければ、区民サービスに影響が出ることになるし
そもそも区が率先して安定雇用の模範を示すことが大事だと思うからです。


その結果、今年4月から給与改定がされ改善されたことは、以前書いたとおりです。

そしてさらに、9月議会後には継続雇用が可能になることが発表されました。
これまでは雇用年限(6年)満了後、1年空けなければ次の募集に応募できない
こととなっていましたが、今後は応募して採用されれば引き続いて働くことができるように
なりました。これも大きな一歩です。

非常勤は区職員全体の3分の1を占め、欠かせない重要な存在になっていることを
区も認識してきていると理解します。



 

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2009年10月04日

山田区長と田母神氏

今年の8月6日、田母神俊雄氏(前航空幕僚長)が広島で講演を行い
日本は被爆国として核武装するべきだと主張しました。

その後杉並でも2回ほど田母神氏の講演会があり、それぞれ1000人を超える人が
集まったと聞いています。しかも「核武装しよう!」の声に参加者たちは
拍手喝采で盛り上がったそうです。

そしてさらに驚くのは、この10月には2回にわたって山田区長と対談するというのです。
1回は拉致被害者支援のシンポジウム。2回目は区長の出版記念パーティー。

原水禁運動発祥の地である杉並区で、その長である山田区長が、なぜ核武装をめざす
田母神氏と対談するのでしょうか。


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2009年10月03日

保育に関する安全・安心プラン

 補正予算案が発表されました。

保育については
「平成25年までに1,200名分の保育定員を拡大する。
そのために1億8620万6千円の補正予算を計上」とのこと。 

それだけ聞くと、おー!よかった!と思うのですが
詳細を見てみると、区立・私立幼稚園の活用や認証保育園の設置を
することでの定員確保がほとんど。
区の認可保育園は1200人中135名だけなんですね。
保護者へのアンケートでは、区立の認可保育園を希望する人が圧倒的に多いのになぁ。

この計画で進めれば、たとえ数の上では待機児が減少したとしても、
潜在的な待機児としては今後も大勢存在し続けることになるのだと思います。

 
認証保育園といえば、中野区では事業者が突然倒産し、園が閉鎖する
という事態が起きています。
また、給食費が数十円に抑えられるなど経費削減が優先され、
質の問題で指摘されたこともあります。

 
どこでもいいから子どもを預ければよいということではありません。
区は、子どもが安心してのびのび生活できる環境を提供する責任があります。 

たとえ認可園に入れたとしても、自宅から遠い園しか空きがなかったために、
毎日苦労して送り迎えをしている家庭や、兄弟が別々の園になってしまい
不自由な思いをしている家庭もあります。

そういった個々の希望を受け入れられるくらいの保育サービスの充実を目標に
保育園整備を進めてほしいものです。
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2009年10月02日

公立幼稚園がなくなる!?@

 来年から区立幼稚園6園を廃止して、全園を区独自の「子供園」にします!
と教育委員会から報告がありました。

 理由としては、@3歳児の待機児解消 A区立幼稚園の定員充足率が平均7割
B保護者のあらたなニーズに対応するため ということです。


たしかに、保育園は待機児童が多いのに、幼稚園は定員充足率が平均7割で
どうにか利用できないかという話は以前からありました。
保護者からも、就労の有無に関わらず預けたいという要望や、保育の中で教育を
受けさせたいという声があり、幼保一元化を求める動きが出てきたことは理解しています。


 …が、それにしても急すぎる展開です。


 今回の改革では、3歳児枠が設けられ、4・5歳児についても
長時間保育枠がつくられるために、これまでの幼稚園枠は128名から
35名にまで削減されてしまうのです。そうなれば逆に、今度は幼稚園の
待機児童が生まれてしまうことになります。


 また、幼稚園と保育園の子どもを同時に預かるために子どもの一日の過ごし方も
大きく転換することになります。


朝は7時半から保育園タイムの子が登園。
9時から14時は、全員が一緒に過ごすコアタイム。
幼稚園の子は14時でお迎えが来て、保育園の子は夕方まで預かる。

と、そこまでは決まっているのですが、具体的な育成プログラム内容は
これから検討するそうです。

さらに、保育園の子はお昼寝もなければ給食もない!(お弁当持参)
体力的にも精神的にも負担が大きい!


また、幼稚園教諭(文科省管轄)と保育士(厚労省管轄)が連携して
仕事をするためには一定の時間が必要です。


そんなこんなで課題は山積みなので、慎重にしなければならないのに、
11月には入園の申し込みを開始し、来年から2園ずつ開始することを
先に決定してしまったのです。


8月に突然知らされた区立幼稚園の保護者のみなさんは大混乱しています。
改革への不安と、区への不信の声が多数届いています。
 育成プログラムが12月に発表されるのですが、入園申し込みは11月。
何も決まってない状況で選択できるわけがないですよね。


 本来なら、幼稚園の保護者と話し合いを重ね、検討を重ねて理解を
得てから徐々に転換をしていくべきで、それはできたはずです。


無謀&強引!

う〜ん 図書館問題と同じだなぁ。

posted by すぐろ at 00:00| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々是好日 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする